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pygmaliondays

夢を見ない人間に未来はない。企業という言葉は創造と同義である。

インフルエンサーがいない?なら作っちゃおうぜ!の精神(イスラエル)

 

美容関連用品を専門に扱うイスラエルの大手小売チェーン・Super-Pharm(日本でいうマツキヨとか@Cosmeストア的な店)が、面白いことをしている。

 

adgang.jp

 

 

昨今、自分とは造形がかけ離れ、さらにお財布事情も浮世離れしている芸能人よりも、「自分でも真似できそう」な身近感がウリのインフルエンサーを参考にしてファッションやメイクを楽しむ若者が増えた。

それはイスラエルも同じようで、そのためにSuper-Pharmはインフルエンサーを使ったマーケティングを検討したが、イスラエルにはそもそも有名な美容関連のインフルエンサーが一人しかいなかったと。

 

普通ならそこでやめそうなもんだが、

そこで同社が導き出したのが『インフルエンサーを養成してしまおう』というアイディア。GoogleYouTubeによる協力のもと、オンライン上で募集・選出した20名に、人気美容ブロガーになるための英才教育を施したのです。 

 

とのこと。20人に対してカメラやライト、メイク道具などの必要な道具も提供して、1ヶ月以上をかけ、ブロガーとして独り立ちするためのノウハウを伝授したというから、

それだけのコストをかけてでもやるべき(元が取れる)という判断だったのだなーと。

 

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こうしてレッスンを終えた20人がそれぞれのブログを開設したところ、国内の美容関係者89%にリーチし、また海外でも同様の取り組みが始まりつつあるそうです。

売り上げにどの程度結びついたかの効果は測定しづらいやり方なだけにこの表現なんだろうが、これじゃちょっとねという印象。

大事なのはその人のおかげでどのくらい儲かったかと、その結果を評価して、結局どの程度インフルエンサーにも還元されるかだと思う。

 

そこが潤わないと、質の良いインフルエンサーが育たない・新しい人が参入してくれない→インフルエンサーの価値が低下→マーケティングとして効果が低くなる→終わる。となるので。

せっかく、こっちから訪問したりしなくても日常的に自ら情報を取りに来てくれる多くのファンやロイヤリティユーザーを抱えているのにもったいないと思う。

 

 

だから、彼らのことは視聴回数とかで短絡的に測るんじゃなくて、きちんと売り上げコミットできてるかどうかを測ってあげるべきだし、それができるように構築すべき。

そうすればインフルエンサーも自分が目指すべき方向もわかるし、ただの視聴数稼ぎのために安易に炎上商法とかはやらないだろうなと。

メーカー側も、たとえ払う金額が上がったとしても、どんぶり勘定で高いのか安いのかわからんマーケティング費用を払うよりもずっと腹落ちするし、予算も通るだろうなーと。

それが結局、お互いのためになると思う。

例えば埋め込みのURLでやるとかアプリ内でそれぞれに同じ商品なんだけど違うストアを持たせるとかやりようはいくらでもある気がするので。

 

 

この取り組みはGoogleと共同でやったそうで、世界的に展開も検討中だとか。

日本でもやるのかな?期待。