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ピグマリオン効果使える人になりたい

夢を見ない人間に未来はない。企業という言葉は創造と同義である。

世界一快適で、ロゴもないスニーカー、Allbirdsが$7.25Mの資金調達

Allbirdsはサンフランシスコ発のスタートアップで、2016年3月に元プロサッカー選手のティム・ブラウンとバイオテクノロジーの技術者ジョーイ・ズウィリンガーが立ち上げた、靴のオンラインショップ。

 

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www.allbirds.com

 

彼らは7日に資金調達を実施。シリーズA、出資者は有名VC企業であるLerer Hippeau Venturesと、 Maveron and Slow Venturesから。

 

 

彼らの販売するシューズの特徴はなんといっても「はき心地」。

そのはき心地はTIMESやハフィントンポストなど複数のメディアで絶賛されているほか、販売して最初の1週間で、1カ月分の在庫を全て売り尽くしたほど。

はき心地の理由は、素材にある。ニュージランド産のスーパーファインメリノ(極めて良質なウール)から作られており、どんな足にも柔らかくフィットするために、靴擦れなどから人々を解放する。(もちろん外側はちゃんと汚れ防止加工あり)

さらにその素材を使い、イタリア・ミラノ郊外にある、世界一流の織物工場で製作しているというから、はき心地がよいのも納得。

柔らかい素材

 

 

価格は$95、男女ともにデザインは同じでシンプル。何にでも合わせやすそう。

 

さらに、合成素材ではなく自然素材で作られているために再生可能であるほか、製造する時には水性の溶剤を使い、発送する時は、従来に比べて40%資材の少ない運送会社を利用している。

この環境への意識の高さも、アメリカの人々を引きつける大きな要因だろう。

 

 

 

もう一つ、特にミレニアム世代にとっての魅力は「ロゴがないこと」と思う。

一昔前はこれでもか、というくらいぱっと見でどこのブランドかわかるロゴやデザインというのは重要で、それを身に付けることが一種ステータスのようだったと思う。

 

でも、今の若者たちは「誰から見てもどこのブランドかわかる」ことに価値を感じない。むしろ鬱陶しく、不快に感じている人も少なくない。(自分もそう)

 

この記事がまさにそうそう!となるので見て欲しい。

 

jp.wsj.com

 

この記事にもあるが、実際、車のエンブレムからポロシャツ、靴下、革靴に至るまで、あらゆる「ブランドロゴ」を外すTips動画が世の中に溢れている。

彼らはなかなかに大変な労力をかけてまで、ロゴを外したいと思うのだ。

 

「どうして私がただで他人の宣伝をしなければならないのか」

ーワニもポニーもいらない ブランドのロゴを避ける消費者たち

 

「ブランドマークを身につけたい人はもういない」

アバクロンビー・アンド・フィッチ(アバクロ)の主席デザイナー、アーロン・レビーン氏

ーワニもポニーもいらない ブランドのロゴを避ける消費者たち

 

 

実際に、ティムもニュージーランドでのサッカー選手時代に同じ思いに駆られていた。

 

 ブラウンはかつて、母国ニュージーランドでプロのサッカー選手としてプレイしていた。当時のブラウンには、数々のスニーカーが無料で提供されていた。そのほとんどは、ナイキをはじめとするスポンサーが送ってきたものだ。

だがひとつだけ問題があった。
「スウッシュ(ナイキのロゴマーク)に包まれている気分だった」とブラウンは語っている。自分が歩く広告塔のように思えたという。

 

彼の年齢(といってもまだ35歳ですが)だとロゴ好きも多いですが、あれだけロゴをベタベタ貼られる、サッカー選手という時代を経たからこそ気づけた気持ちなのかもしれないなと。

それがさらに若い世代の流れに見事にマッチしてこの結果かなと思う。

 

欲しいなあこれ。