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pygmaliondays

夢を見ない人間に未来はない。企業という言葉は創造と同義である。

イスラエル発・皮膚ガン検出アプリ DermaCompare

 

皮膚系の検出アプリは世界各国で結構出ている印象がありますが、これが気になっている企業の一つ。

 

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元ニュースはこちらから。

www.israel21c.org

 

まあざっとこの会社を説明すると、皮膚ガン(特に「悪性黒色腫(メラノーマ)」…後述)の検出アプリ。スマホ(iOSでもAndroidでも)で全身写真を撮影して送信すると皮膚の状態を識別し、疑わしい箇所を検出してくれる。 

 

皮膚診断のアプリがこれだけ出てくるのは、簡単さとニーズの強さがあるかなと。

 

日本では有色人種であることなども関係してそれほど多くない皮膚ガン(人口10万人あたり、男性で11.5人、女性で11.7人)だが、白色人種の多い国や紫外線の非常に強い国では、皮膚ガン患者は非常に増えているので注目度が高い分野だ(オーストラリアでは、7人に1人が皮膚癌になるとも)。

ただ、皮膚ガンはほとんどが死亡率が低くて治療もシンプルな中で、「悪性黒色腫(メラノーマ)」と呼ばれるものは、進行が早く悪性度が高いために、死亡率も高い傾向にあるので、それは注意が必要だ。しかも素人ではほくろとの見分けがつきづらく、ほくろだと思っていたらメラノーマだった…ということもある。

なので、私の友人のオーストラリアの方はメラノーマに日々怯えているとも言っていた。このコメントから、アプリに対して頻繁に強いニーズがあるであろうことがうかがえる。

 

また、単に罹患してしまう人が多いというだけではなく、この病気は画像診断で早期発見しやすいため、アプリとしてモノになりやすいのだと思う。

 

そんな群雄割拠な皮膚診断アプリの中で、特にこのアプリが気になっている理由はいくつかある。

 

 

1.イスラエル空軍のイメージング技術を採用している

Petah Tikva(イスラエル中央地区にある都市)に2013年に設立されたこの会社がアプリに用いているのは、イスラエル空軍が航空写真を使って敵の動きを追跡する技術。

イスラエルといえば、その軍事技術の高さが世界的に有名であり、これらを応用した製品・サービスはこれまでに多額の富をもたらしている。しっかりとした精度が保証されているようなものだ。

 

2.すでに色んな投資家が注目している

先月には パリで開催されたPublicis Groupe主催の「Publicis90」において、3,500 社の中からグランプリを受賞したことでニュースにもなっていた。この受賞で€500,000をPublicis Groupeから受け取っているほか、すでにほかの投資家からも問い合わせなどが来ているよう。

ファンドレイズに余計な時間を割かれることなく、ビジネスに集中できる状況だろう。

www.prnewswire.com

 

3.すでに複数の国でアプリ提供の承認を得ている

結局ここが乗り越えられるかどうかってのがあると思うのだが、すでにイスラエルをはじめ、スウェーデン、イギリス、ドイツ、イタリア、ブラジル、ニュージーランド、オーストラリアで得ているとのこと。

イギリスが抑えられているのが特にいいなと思う。

 

 

今後の動きに注目していたい。