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pygmaliondays

夢を見ない人間に未来はない。企業という言葉は創造と同義である。

粉末のスティック紅茶を販売するPique Teaが$2Mの資金調達を実施

Home | Pique Tea

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サイトより。インスタジェニック!!

 

今回紹介するのは、香港出身のCEO、Simon Chengが2016年1月にサンフランシスコで立ち上げたインスタント紅茶のスタートアップ、Pique Tea。

 

 

調達情報から先に書いてしまうと、今回の調達は$2Mで、出資したのはFirst Round CapitalTop 10 VC)とKhosla Ventures(Top 10 VC)といういい感じさ。

そもそも、スタンフォード大学アクセラレータープログラムStartXやAmazonのLaunchpad Acceleratorにも入っていたので、グングンと成長したのも、今回のVC陣営も納得といったところ。

 

www.forbes.com

 

販売の調子もすこぶる好調で、自社サイトとAmazonでのネット販売はもちろん、Whole Foodsなどの小売店での販売もすでに450店舗を超えている。またAirbnbFacebookLyftTwitter、Snapchat、Squareなどのハイテク企業のカフェテリアや、マンダリンオリエンタル、インターコンチネンタルホテルグループなどでも提供されている。

 

 

彼らが製造販売しているのは、粉末タイプのインスタント紅茶。

従来品と異なるのは、「Slow blew」と呼ばれる製法にある。高品質の茶葉を低温でゆっくりとブリューすることで、紅茶の味と天然の抗酸化物質を抽出し、それを脱水し「CRYSTALIZATION(=結晶化)」してしまう、というもの(だからロゴが結晶なのね)

Pique Tea - Detox - Spa - DailyBeauty - The Beauty Authority - NewBeauty

 

 

もともと、お茶にはカテキンと呼ばれる抗酸化物質や、アミノ酸、その他のビタミンや栄養素が含まれている。ただ、従来の製法によっては、栄養素が10〜20%まで失われるが、Piqueの場合は100%取れるとの主張。

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サイトより

 

 

CEOのSimon Chengは子供の頃呼吸系の病気を患いがちだったようで、手術などもたくさん受けたがいまいち満足できていなかったよう。そこで気功や瞑想、東洋医学太極拳などに取り組む中で、昔から東洋でマインドフルネスとして利用されていたお茶に着目したとのこと。

 

コーヒーがあれこれいじくりまわされたので、次はお茶の世界でも同じ動きがありそうですね。コーヒーは味や舌触りの斬新さが売りだったけど、お茶に関してはより健康志向になる気がしてる。

 

 

Piqueはずっと彼一人でやっていたけど、人も増えたし、4月には4つのハーブティーと3つのフルーツティーが新たに追加されるとのこと。

まずは一旦、グリーンティーを頼んでみようと思う。届くのが楽しみ!

 

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元VOGUE社員が時代の潮流を読み、InstagramやSNSで大人気のコスメブランドGlossierを創り上げるまで

ELLEに記事が上がっていたので、再録。

 

Glossierは、ニューヨークに拠点を構える新興コスメブランド。

 

A Beauty Brand Inspired by Real Life | Glossier

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(サイトトップ画面)

 

 

 

彼らは11/30に資金調達を実施した。

qz.com

 

シリーズBで、調達額は$24M。出資したのはIndex VenturesとInstitutional Venture Partners。

ちなみに最初期(2013年)の資金調達時は、社員全員が女性のベンチャーキャピタルであることが有名なForerunner Venturesが主導していた。担当はECに強いことでも有名なファウンダーのカースティン・グリーン(KIRSTEN GREEN)だったので、多くの人が成功の可能性が非常に高いと思っていたし、実際のところ現在は好調そうなので、今回の資金調達に結びついたと思われる。

 

 

forbesjapan.com

 

CEOはエミリー・ワイス(Emily Wweiss)。彼女は、世界的なハイモードファッション誌、VOGUEの元社員。在籍していた2010年に、ファッションブログ「Into The Gloss」を立ち上げてあっという間にモンスター級の人気を誇る美容ブロガーに上り詰める。

VOGUE経験者はそのあと有名になる人も多いなという印象。映画「プラダを着た悪魔」のモデルにもなった名物編集長、アナ・ウィンターなどが率いるアメリカの部署は地獄より怖いとも聞くのでw、鍛え上げられるんだろうか。

 

そんな彼女が2014年に、ミレニアムなど、若い世代に刺さるコスメブランドとして立ち上げたのが

Glossier。若い世代を中心に世界的に大人気のソーシャルネットワーキングサービスInstagramを活用してブランド認知とイメージを向上させて行った。

Glossierのアカウントには、2016/12/6時点で34.1万人のフォロワーが付いている。

 

彼女のブランドの特徴は二つで、

 

まず商品の見た目については、

ひと目でユーザーの心をとらえ、美味しいレストランの食事のようにすぐにインスタグラムに投稿したくなる製品

インスタで人気爆発のコスメブランド、Glossier創立者は元ヴォーグ社員 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

であること。

 

次にコンセプトは、

Every woman is an influencer

Glossier Girls: Emily Weiss on how Glossier's customers became its most powerful sales force — Quartz

ということだ。

 

商品のデザインは基本的にシンプル。メイソンジャーやマイボトルでもそうだけど今はシンプルなものが流行っているのでそれがよく反映されているなと。

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(サイト画面)

 

さらに各商品ページに飛ぶと、中には動画付きで肌の色が異なる三人が同じリップを試してくれている商品もあることがわかる(多分一番人気の色をそうしていそう)。

これは、かなり参考にしやすくていい。フィルターも過剰すぎず本来の色が見えていそうな印象なのでさらに良い。

 

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動画が実際に見たい方はこちら↓

Matte Lipstick - Generation G | Glossier

 

色々な肌への対応を考えるのはアメリカ国内市場にとっても大事なことだけど、同時に世界進出を考えた際に、その知見がすでにあるというのはめちゃくちゃでかいと思う。

 

 

また、マーケティングも従来の有名芸能人にやってもらうのではなくあくまで一般ユーザーたちとSlackやポップアップイベントで繋がり、彼女たちにInstagramで投稿してもらうというやり方を貫いてきた。

 

www.instagram.com

www.instagram.com

 

 「Glossier」は、全く広告を打たず、有名人を使ったキャンペーンなども一切していません。なのになぜこんなにも人気になったのかというと、ユーザーとの距離がとても近いんです。公式インスタグラム @Glossier を見るとわかるんですが、1つの投稿にかなり多くのコメントがついている。そしてその投稿に対して、マメに返信をしたり、直接DMを送って、ユーザーとのコミュニケーションを密にしているんですね。この世界観と、この距離感。シンプルで心地いい、これが人気の秘訣。

【ELLE】「今欲しいもの」がここにある! NY発コスメブランド「Glossier」♡|エル・オンライン

 

 

これらの動きによって、Glossierはリアルな生活に密着したコスメブランドとしての地位を作り上げたというわけだ。

 

 

そんな彼女たちは勢いそのまま、先日は本社近くに初の実店舗をオープンした。

GLOSSIER WILL OPEN ITS FIRST PERMANENT RETAIL LOCATION

 

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Instagramより)

 

ブランドイメージに合わせてピンクが基調の可愛らしい店舗となっている。

今後ますます認知度やブランド力が拡大していくだろう。

 

というか、

ニューヨーク発

ミレニアム世代

Instagram(インスタジェニック)

VOGUE

カリスマ美容ブロガー

これだけ揃ってて、流行らんわけがないよな…。

 

 

 

世界一快適で、ロゴもないスニーカー、Allbirdsが$7.25Mの資金調達

Allbirdsはサンフランシスコ発のスタートアップで、2016年3月に元プロサッカー選手のティム・ブラウンとバイオテクノロジーの技術者ジョーイ・ズウィリンガーが立ち上げた、靴のオンラインショップ。

 

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www.allbirds.com

 

彼らは7日に資金調達を実施。シリーズA、出資者は有名VC企業であるLerer Hippeau Venturesと、 Maveron and Slow Venturesから。

 

 

彼らの販売するシューズの特徴はなんといっても「はき心地」。

そのはき心地はTIMESやハフィントンポストなど複数のメディアで絶賛されているほか、販売して最初の1週間で、1カ月分の在庫を全て売り尽くしたほど。

はき心地の理由は、素材にある。ニュージランド産のスーパーファインメリノ(極めて良質なウール)から作られており、どんな足にも柔らかくフィットするために、靴擦れなどから人々を解放する。(もちろん外側はちゃんと汚れ防止加工あり)

さらにその素材を使い、イタリア・ミラノ郊外にある、世界一流の織物工場で製作しているというから、はき心地がよいのも納得。

柔らかい素材

 

 

価格は$95、男女ともにデザインは同じでシンプル。何にでも合わせやすそう。

 

さらに、合成素材ではなく自然素材で作られているために再生可能であるほか、製造する時には水性の溶剤を使い、発送する時は、従来に比べて40%資材の少ない運送会社を利用している。

この環境への意識の高さも、アメリカの人々を引きつける大きな要因だろう。

 

 

 

もう一つ、特にミレニアム世代にとっての魅力は「ロゴがないこと」と思う。

一昔前はこれでもか、というくらいぱっと見でどこのブランドかわかるロゴやデザインというのは重要で、それを身に付けることが一種ステータスのようだったと思う。

 

でも、今の若者たちは「誰から見てもどこのブランドかわかる」ことに価値を感じない。むしろ鬱陶しく、不快に感じている人も少なくない。(自分もそう)

 

この記事がまさにそうそう!となるので見て欲しい。

 

jp.wsj.com

 

この記事にもあるが、実際、車のエンブレムからポロシャツ、靴下、革靴に至るまで、あらゆる「ブランドロゴ」を外すTips動画が世の中に溢れている。

彼らはなかなかに大変な労力をかけてまで、ロゴを外したいと思うのだ。

 

「どうして私がただで他人の宣伝をしなければならないのか」

ーワニもポニーもいらない ブランドのロゴを避ける消費者たち

 

「ブランドマークを身につけたい人はもういない」

アバクロンビー・アンド・フィッチ(アバクロ)の主席デザイナー、アーロン・レビーン氏

ーワニもポニーもいらない ブランドのロゴを避ける消費者たち

 

 

実際に、ティムもニュージーランドでのサッカー選手時代に同じ思いに駆られていた。

 

 ブラウンはかつて、母国ニュージーランドでプロのサッカー選手としてプレイしていた。当時のブラウンには、数々のスニーカーが無料で提供されていた。そのほとんどは、ナイキをはじめとするスポンサーが送ってきたものだ。

だがひとつだけ問題があった。
「スウッシュ(ナイキのロゴマーク)に包まれている気分だった」とブラウンは語っている。自分が歩く広告塔のように思えたという。

 

彼の年齢(といってもまだ35歳ですが)だとロゴ好きも多いですが、あれだけロゴをベタベタ貼られる、サッカー選手という時代を経たからこそ気づけた気持ちなのかもしれないなと。

それがさらに若い世代の流れに見事にマッチしてこの結果かなと思う。

 

欲しいなあこれ。 

人参のパスタに黒豆ブラウニー、トリコになる美味しさと手軽さを備えた自然食を届けてくれるHungryrootが770万ドルの資金調達

 

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(サイトトップ画面)

 

 

今回紹介するのは、ニューヨークにオフィスを構えるベジタリアン食や自然食キットを販売するHungryroot。

 

 

www.hungryroot.com

 

昨今のアメリカはもちろん世界的に見られる健康志向の高まりの中、色々とヘルシーフードのスタートアップは立ち上がっているが、彼らは健康的な食生活を送ることで「食の喜び」を犠牲にしないことを大切にしている。

 

シェフのFranklin Becker氏は、27歳の時に2型糖尿病と診断され、さらにその後すぐ、息子も自閉症だということがわかったという。

色々と勉強する中で野菜や果物を多く取り入れることが好影響を与えるとわかったが、今まで世の中にあった健康食品では満足ができなかった。

食事の喜びが犠牲になっていたという。

 

なので、彼は炭水化物や脂肪と糖を減らし、野菜をたくさん使って「自分の大好きな料理」を作ることにしたという。

 

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(サイト画面より)

 

 

そんな彼らの提供する料理は、カリフラワーのライスを使ったモロッカンアーモンドカレーやシラチャーピーナッツと人参のピリ辛ヌードル、コチュジャン味の大根ヌードルなど一風変わったメニューが特徴。

ミールからサイドメニュー、スイーツ、スナック、朝食までジャンルも豊富なので見ていて楽しく、そして何より美味しそう!

 

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(サイト画面より)

 

全て7分以内の調理で食べられるし、一人分の食事量ずつの販売なので、単身者でも無理なく手軽に健康的な食生活を取り入れることができる。

そして驚くのが値段も一つ$5〜$10くらいなんですよね。他のお店のやつとほんと同じ値段感。そりゃこっち買うわって感じ。

 

 

2015年の創業以来急成長していて、今は年間100万食を売り上げているそうだ。

 

 

そんなわけで1/26に、めでたく3回目の資金調達となった。

fortune.com

 

調達額は$7.7M。Crosslink Capital(Top 100 VC)、Lerer Hippeau Ventures(Top 100 VC)、 Lightspeed Venture Partners(Top 100 VC)、Great Oaks Venture Capital、KarpReilly。

 

さすがの布陣! ヘルシー系はLightspeed Venture Partnersのサポートが効きそうです。

 

今回調達した資金は 新しい従業員の雇用やマーケティング・プロモーション費用に充てられるとのこと。

 

共同創業者の Benjamin McKeanが言っていた通り、「罪悪感がない」食事は

“We’ve learned that people want foods they can associate with something indulgent,” McKean says. “Because our food is healthy, it’s the indulgence without the guilt.” 

Exclusive: HungryRoot Raises $7.7 Million to Sell Healthy Comfort Food | Fortune.com

 

 

Franklin Becker氏がいう「食の喜び」を満喫できる。

日本でも売って欲しい!

 

 

子どものSTEM教育玩具やVRゲームなどを手がけるTwo Bit Circusが資金調達、アミューズメント施設誕生へ

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Two Bit Circusは、ロサンゼルスにオフィスを構えるおもちゃやゲームを制作しているスタートアップ。

 

Kickstarterで特徴的なフェイスを持つペーパークラフトのフクロウのおもちゃを出品していたので、記憶にある方もいるのでは?

 

www.kickstarter.com

 

こちらは8歳以上を対象とした、基礎的なペーパークラフト、ロボット制作、プログラミングなどが学べるというおもちゃ。

流行りのSTEM教育(Science, Technology, Engineering and Mathematics)のためのものですね。特に女の子をターゲットとしてるそう。

うん、日本の8歳の女の子だと、間違いなく食いつかないだろうな。彼女たちの美意識レベルは大人と同レベルと思ってていいので。

 

中身はこやつなので、確かに結構色々できそうではある。

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Youtube動画より)

 

日本ではこれをリカちゃんに突っ込むのがいいのかしら。

 

という余談は置いておいて、実際、STEM教育が大事とは言われているものの、下の記事にもある通り、

まだまだその分野の好奇心をくすぐるようなおもちゃや、学校外での活動(そういうスクールや、コミュニティへ子供を参加させること)に親が慣れていなくて、

結果的に子どもたちにその機会が与えられていない、特に女児を持つ親にその傾向が顕著、というのは日本もあるあるだなーと。(金持ちはこぞってプログラミングスクール行かせてるけどね)

なのでコンセプトとしては好きで、心の中でちょっぴり応援してる。

 

venturebeat.com

www.takepart.com

 

 

あとはVRに興味がある方であれば、ハリウッドで行われたVRイベント、VR On The Lotでデモが行われたVR戦闘機シミュレーター「Gunner」をDigital Domainと共同制作した会社といえば、知ってる!となるんじゃないだろうか。

youtu.be

vrinside.jp

  

そんな彼らが12/23にseries Bの資金調達を行なったそう。

Form D Action: Two Bit Circus $20.00 million Fundraising. Brent Bushnell Filed Dec 23 SEC Form - Frisco Fastball

 

調達額は$6.75M、出資したのはFoundry GroupとTechstars Venturesとのこと。(なんでインテルキャピタルだけ抜けたのかね?)

 

今回の調達資金の使い道は書いてなかったので不明。またニュースでたら更新しておきます。

 

 (ここから1/26 更新)

 1月19日にも資金調達した。

Two Bit Circus Closes $15 Million In Series B Funding | Two Bit Circus: Engineering Entertainment

 

調達額は上がって$15M、Jazz Venture Partnersが手動で電通ベンチャーズインテルキャピタル、Georgian Pine、そんでもってお馴染みメンバーFoundry GroupとTechstars Venturesとのこと。

使用目的は没入型のコンテンツが楽しめる3万平方フィートの遊園地をカリフォルニアに制作する費用にあてられるとのこと。

 

これまでは一時的なイベントでの出店などに限られて展開されていたTwo Bit Circusの世界を恒常的に楽しめるようになるんですね。

楽しみ!

 

Jet.com強化へ、靴のECサイトShoebuyをWalmartが7000万ドルで買収

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(Shobuyトップ画面より)

 

2017年最初の記事なので景気のいいやつをば。

 

sgbonline.com

 

 

1/6に、米大手小売のウォルマートによるShoebuyの買収が発表された。

金額は$70M。

 

 

Shobuyは1999年の創業でECとしては老舗(?)かな。取り扱っている商品は靴や靴用品で、1万円〜のものが多く、返品と交換が無料なのが売り。

www.shoebuy.com

 

今回の買収の目的は一番上の記事にもある通りで、

Jet.comによる家具ECのHayneedle買収と同じ、さらなるウォルマート傘下の商品の充実と新規顧客の獲得だ。

 

ますます、Amazonとの殴り合いの様相を見せて来ているが、あっちはAlexaを持っていたり、Dashボタン、近未来型コンビニ「Amazon Go」など強力な武器を持っているので、このままだとジリジリ負けちゃう予感。。。どう立ち向かうのか注目。

 

www.newsweekjapan.jp

 

アマゾンの最近の様子といえばこちらの記事がわかりやすいと思うので是非。

「IoTコマース」時代到来。700ものAmazon Alexa搭載製品が登場した今年のCES。 - Scrum Ventures : Scrum Ventures

 

 

確かにテックや決まったものを定期的に買わせる戦略はすごくて、そこは完全にアマゾンに軍配だけど、

例えば、Jet.comとAmazonのどっちがリコメンド商品の精度が高いか(=これも買えば?といってくるものを実際にポチる確率)と言うとそれはJet.comの方がいい気がしている。

なので、まだまだAmazonを倒す方法は残されているような気もするのです。

人間は飽きやすい生き物で、常に新しい何かを求めているからね。

 

 

 

 

 

患者情報を医療従事者間でクラウド上にて共有し合うMEDISASが資金調達を実施

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(サイトトップ画面より)

 

 

詳細な情報はこちらのニュースが分かりやすいと。

friscofastball.com

 

 

MEDISASは、サンフランシスコにオフィスを構える医療系スタートアップ。病院に向けたクラウドベースの患者情報共有ソフトウェアを提供している。

従来の医師による走り書きメモや口頭での連絡ではなく、医師や看護師など医療提供者全員でPC、スマホタブレットから情報共有を行えるほか、チャット中に簡単に関連の臨床情報などを参照できることで、時間的コストはもちろん医療ミスなどを削減しようとするものだ。

 

こういったサービスは世界各国でたくさん誕生しているが、医療関係者ではない為、使用感やセキュリティの強さなどを試せないのが残念。なので各サービスごとの特徴は分かりにくいが、画像を見る限り、MEDISASが提供しているものもシンプルで分かりやすいデザインとなっている。

 

https://www.medisas.com/assets/index-hero-b9745c5ee7abe6f82620271a2ff3ebfd.pnghttps://www.medisas.com/assets/core-hero-b6c67f5a4a063ebe6ff088f5b2a5c24f.pnghttps://www.medisas.com/assets/intelligence-hero-65aa06c680d3dcc3048f88bd237ba2bb.png

(サイト画面より)

 

ここの特徴をあえて挙げるとしたら、それは投資陣だろう。

今回はシリーズAで、超ド級の名門VCKhosla Ventures(Top 10 VC)から$10.6M調達したとのこと。

 

それ以外の顔ぶれも、Y Combinatorから始まりFundersClub、Andreessen HorowitzにSV Angelと、揃いも揃ってキンキラ星。

もはや眩しくて見えません。

Crunchbaseの情報はこちらから

 

 

創業者のGautam Sivakumar氏が特に超有名なシリアルアントレプレナーというわけでもないし、ヘルスケア業界での有名人ってわけでもなさそうなので、純粋にプロダクトが良かったのかな。

ますます触ってみたいなあ。

同じようなアプリを作っている方はなんとかして触ってみて、真似するといいかも?

 

 

 

ラグジュアリーなホテル専門のExpedia、Suitnessが$5Mの資金調達

サイトはこちらから

Book a Hotel Suite Online | Exclusive Access | Suiteness

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(サイト画面)

 

久しぶりにこういうサービスが大きめの資金調達をした印象。

Suitnessは、オークランドにオフィスを構えるホテル検索サイトを運営するスタートアップ。

格安ホテルを検索するサイトなら、思いつくだけでも膨大な数のサイトが生まれて(は、消えて)いるが、ここはあえて高級ホテルのみ検索できるサイトだ。

 

せっかくのバケーションなのでリッチに過ごしたい、という人や、

元々お金持ちでいいお部屋にしか泊まらないけど、たまには馴染みのところ以外に泊まりたい、または、行ったことがない場所だからそのエリアでのいいホテルを知りたい、という人たちのニーズを満たすもので、

 

民泊の方でもラグジュアリーや高級志向な住宅のみを取り扱ったVacasaなんかが、11月に$35Mを調達してニュースになっていた。

www.vacasa.com

 

なので、Expedia(エクスペディア)やHotels.com(ホテルズドットコム)、Trivago(トリバゴ)ほどはでかくないけども、そういうニーズは一定以上あるんだろうな。

あとは成約した場合のキックバックを多めに取れそうではあるので、まあある程度稼げそう。 

 

使い方とかはほんとAirBnBとかと変わらない感じ。

 

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どの街で、いつ、何人泊まるのか、ベッドルームはいくつ必要なのかを入力。

(エリアは2016年12月現在、ラスベガス、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク、オーランド、ロンドンに対応。)

 

 

そしたら会員登録を求められます。

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Facebookアカウントかメールアドレスで会員登録。

 

 

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必要事項を入力して「会員登録する」を選択すると、特に確認メールに飛ぶこともなく、情報がつらつらっと出てくる。

 

 

わかりやすいのでPCに戻ると、地図上でどこにそのホテルがあるのかを見つつ、色々フィルターをかけて検索可能。

これは特に何も自分でフィルターかけずにNew Yorkのホテルを検索してみた結果。

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New Yorkの場合、$400〜$6250までと割と幅広いラインアップな模様。

 

 写真をプロに撮ってもらってそうな感じもAirbnbまんまですー。

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今回出しているのは、AltaIR.VC、Bullpen Capital、Global Founders Capital、Hard Valuable Fun、Kima Ventures、Y Combinator(ここはAirbnbに出資している)。

 

他にもやや細かく書いてある記事を参考として貼っておきます。興味あればどうぞ

Suiteness raises $5M to expand their hotel suite booking platform | TechCrunch

 

上の記事にも書いてあるがもちろん今後は世界のいろんな都市に展開予定とのこと。

 

 

日本だと、一休とかが競合になるのかな?

www.ikyu.com

 

若干Suitnessのが使いやすいけど、機能としては同じものが装備されてるので、いくらでも一休側も対応できそう。

ただオジン御用達っていうブランドイメージはあるので、

戦うとしたらイケてる感を出すことだろうなー。

でも日本のホテルであんまイケてるのないからな…

 

どうなるんだろうなー。

 

 

最大8人でだべることができるビデオチャットHousepartyが資金調達

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(サイトトップ画面より)

 

最近ビデオチャット関連スタートアップの資金調達が盛んだなと。

まあ若者たちは何かの情報を得たりだらだら過ごす時には動画を見ることが多いので、

コミュニケーションも動画である必要性が高まってくるだろうということかな。

 

 

www.wsj.com

 

Housepartyは、サンフランシスコにオフィスを構える企業で、最大8人でビデオチャットが楽しめるアプリを提供している企業。

 

上記の記事によると出資額・評価額共に正式な発表はされていないが、$50Mとのこと。出資しているのがSequoia Capital(Top 10 VC)、Greylock Partners(Top 100 VC)、Aleph(宗教団体じゃないよ、アメリカのファンドの方だよ)、Comcast Ventures(Top 20 CVC)とキラキラメンバーなので

2015年時の輝きはまだ失っていない、という感じかな?

 

2015年の輝きってなんだよって人のために一応説明すると、過去にMeerkatというビデオストリーミング配信のアプリを出していた企業がピボットして、このアプリを開発している。

 

※Meerkat(アプリ)…アプリからTwitter認証し、ログインした後はワンタップで動画を配信でき、視聴者からのコメントが画面上に表示されてリアルタイムで返答をすることなどが可能なサービス。なおかつ自動的にTwitterで配信開始の通知を投稿してくれたり、フォロワーに通知を送ってくれるという機能もついていて当時はいろんなところでニュースになっていた。

 

その後サービスがなくなっちゃった理由が知りたい方は下記のニュースがいいかなと。結論だけ言ってしまうと、競合が大量にボコボコ出てきちゃったので差別化も難しい上に収益化が難しくなったこと。(FBみたいにセレブバンバン使わせて配信されたらかなわんわな。)

thebridge.jp

 

 

で、今やっているHousepartyについて説明すると、こちらはビデオチャット。誰かの配信にみんながリアクションするというのではなく、最大8分割された画面でリアルタイムにみんなでお喋りできるような場。

 

人気のほどはというと、

Houseparty is currently ranked No. 7 among free apps for the iPhone.

iphoneの無料アプリのランクで7位に入っている)

Video Chat App Houseparty Racks Up VC Interest - WSJ

 

とのことなので、まずまずの人気。

アプリはApp、Androidどちらも利用可能で、すでに100万人以上が使用している。ユーザーの半数は20代前半までの若者たちで占められている。

 

 

ただ、今の所、なんでこれでそんな額が集まるのかは不明だなというのが正直な印象。

 

昔懐かしい話をすると、小生が学生の時って、一世代上がウィルコム通話、自分の時はSkypeでみんな仲のいい友達と延々喋ってた(もちろん当時は動画じゃなくて音声だけどね)けど、じゃあそれぞれに対してなにかブランドへの価値を見出していたかというとNoだし、今だとSkypeスマホからグループビデオチャットできるし…。

 

(12/20追記)FacebookのMessengerも対応したみたい。若い子は使わない可能性がある(家族とは使うかもね)けど、若者以外にも広げていこうとなったときにきつい戦いになりそう…。

www.itmedia.co.jp

 

 

優位性も不明だし、ちゃんと利益を上げられるのかなあ?ってのが疑問。

だらだら喋っているような若い世代はお金がないので(お金がないからだらだら喋っているとも言える)、収益化しようとすると

 

Skypeみたいにビジネス目的でのグレードアップした有料版の提供

・Snapchatみたいに広告やコンテンツを大量に呼び込んで価値向上させ、単純なコミュニケーションツールじゃなく、SNSそしてメディアと複合的なサービスになっていく

・Tribeみたいに画期的な便利さをつける(興味ある人は書いてるのでこちらどうぞ)

pygmaliondays.hatenablog.com

 

とかが必要になると思うが、そういう点が見えてこない。

ただ、Sequoia CapitalってTribeにも出してるので、何かしらの勝てそうな(かつTribeとは棲み分けそうな?)ポイントがあったのだろうけど。

 

今回のお金の使い道で「それかー!」ってなるんだろうな。

残念ながら凡人なのでわかりません。。

 

とりあえずビデオチャット系はもうちょい電池食わないでくれたら嬉しいなー。それだけで結構それに乗り換えるかも。

VR(仮想現実)普及促進へ!VR界の主要企業たちがタッグ

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VR業界にとってとってもいい流れだなーと思うニュースが。

 

www.nikkei.com

 

 

VR関連産業の振興を目的としている非営利団体で、名称は「グローバル・バーチャル・リアリティー協会(GVRA)」とのこと。

 

設立メンバーは以下の通り。

Google

Oculus

Sony Interactive Entertainment

Acer

HTC

Samsung

 

目的としてはVR技術の普及や正しい使い方の啓蒙などとのことだが、

普及のためには彼らの相互協力は欠かせないと思う。

 

各社は現在、それぞれに独自規格のVRデバイスを製作・販売しているが、

普及のためには規格の統一の必要性についてあちこちで言われている。

彼らがそういう動きもしてくれるのであれば消費者にとってはかなり嬉しいなと。

それができないと一部の資金が潤沢なBtoBやガジェット好き以外は受け入れないでしょうね。

 

少し前(10月)にも同様の動きがあったけどちょっと設立メンバーがパッとしなかったので。今回の方が可能性があるのかなという感じ。(しかしどっちもに入ってくるAcerの滑り込み術のすごさよ)

jp.techcrunch.com

 

各社のデバイスの違いについては後ほどまとめたいなと思います。

 

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